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メキシコ代表FWプリドが母国で誘拐される…2014年W杯にも出場

2016.05.30

母国で誘拐されたとみられるメキシコ代表FWアラン・プリド(写真は2015年7月) [写真]=Getty Images

 オリンピアコスに所属するメキシコ代表FWアラン・プリドが誘拐された。メキシコメディア『Mediatiempo』など各メディアが報じている。

 A・プリドは1991年生まれの25歳。ティグレスで長く活躍した後、2014年にレヴァディアコスへ移籍し、昨年オリンピアコスへとステップアップしたストライカーだ。

 メキシコ代表としては2011年のコパ・アメリカ、2014年ワールドカップにも出場。同国有数の点取り屋として知られている。

 A・プリドは2015-16シーズンの終了ととともにメキシコへ戻り、シウダー・ビクトリアにある自宅に帰っていた。

 しかし、地元で行われたパーティに参加した後、彼女のイリア・ナサラス氏とともに誘拐されてしまったとのこと。同選手は28日の19時にパーティへ向かい、23時半頃に帰宅するため車に乗り込んだ。そして、その道中でトラックの襲撃を受け、犯人に車から降ろされた上で拉致されたようだ。

 犯人は6名の覆面を被った男性とのことで、妊娠5カ月のナサラス氏はその後、無傷で開放されているという。

 A・プリドの兄であるアルマンド・プリド氏も取材に対して「誘拐されたのは事実」と確認しているとのことで、現在地元警察や治安部隊が捜査を続けている。

(記事提供:Qoly)

By Qoly

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