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新潟Sは主導権を握りながらもバレスティア・カルサとドローで連勝ストップ

2016.02.28

アルビレックス新潟シンガポールの開幕連勝は「2」で止まった

 2016Sリーグ(シンガポールリーグ)第3節が27日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールがバレスティア・カルサが対戦した。開幕2連勝で首位に立つアルビレックス新潟シンガポール、一方のバレスティア・カルサは開幕戦でヤングライオンズに敗れて今季未勝利。リーグ戦2試合目となる今節、トアパヨスタジアムでのホーム開幕戦で2016シーズン初勝利を目指す。

 アルビレックス新潟シンガポールはDF山田幹也が開幕戦以来の先発復帰。その他は、前節と同様のメンバーで第3節を迎えた。

 最初のチャンスを作ったのは、バレスティア・カルサ。8分、ゴール正面からFKを獲得するとロングボールを中央へ放り込む。GK野澤洋輔が弾いたところを押しこんだがオフサイドの判定でゴールは認められない。

 一方のアルビレックス新潟シンガポールは21分、MF地頭薗雅弥地の縦パスを中央で受けたFW河田篤秀がドリブルで中央突破を仕掛けるとそのまま相手をごぼう抜きし、ペナルティエリアに入る。最後は右足でシュートを放つが僅かにゴール左へ逸れてしまう。前節4ゴールの河田がこの試合も見事なパフォーマンスを見せるが惜しくもゴールとはならなかった。

 31分、アルビレックス新潟シンガポールに先制点が生まれる。DF熊田瑠偉が倒されて右サイドでFKを獲得するとキッカーのMF地頭薗雅弥が左足でペナルティエリア内にクロスを送る。これがバレスティア・カルサのDFに当たるとそのままゴールへ吸い込まれる。アルビレックス新潟シンガポールがオウンゴールでリードを奪うと試合はそのまま1-0で前半を終える。

 後半最初のチャンスはアルビレックス新潟シンガポール。52分、FW河田篤秀が中央から強烈なミドルシュートを放つが僅かにゴール左へ逸れてしまう。

 すると55分、バレスティア・カルサが同点に追いつく。左サイドからクロスを送られると中央で右足シュート。GK野澤洋輔が弾き出そうとしたがボールはそのままゴールへ吸い込まれ同点弾。後半早い時間帯に試合は振り出しへと戻る。

 追い付かれたアルビレックス新潟シンガポールは61分には鎌田に代えてMF乾達朗、78分には石山に代えてDF免田朋己を投入。DF熊田瑠偉を前線に上げて攻勢に出る。

 82分にはMF乾達朗が左足で強烈なミドルシュートを狙うがバレスティアのGKの好セーブに阻まれる。89分、左サイドを突破したDF田中脩史のクロスにFW三根和起が飛び込みヘディングシュート。入ったかと思われたシーンだったがまたしてもGKの好守で勝ち越し点とはならない。

 アルビレックス新潟シンガポールは最後まで攻め続けたが、バレスティア・カルサの守備を崩せずそのまま試合終了。

 3年ぶりの開幕3連勝を狙ったアルビレックス新潟シンガポールだったが今季初の引き分けで勝点1。一方のバレスティア・カルサは今季初勝利こそ逃したものの粘り強く戦い抜き今季初の勝点を獲得した。

【スコア】
バレスティア・カルサ 1-1 アルビレックス新潟シンガポール

【得点者】
0-1 31分 オウンゴール(アルビレックス新潟シンガポール)
1-1 55分 マミル・アリ(バレスティア・カルサ)

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