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第2回フットゴルフW杯が閉幕…日本勢トップは群馬県の冨沢

2016.01.11

第2回フットゴルフに出場した日本代表

 フットゴルフの「FIFG World Cup 2016アルゼンチン大会」(アルゼンチン、ピラール・ゴルフクラブ)は現地時間10日、個人戦最終ラウンドを行い、群馬県の冨沢和未が通算10オーバーで日本勢では最高位となる80位タイに入った。優勝は地元アルゼンチンのクリスチャン・オテロで通算18アンダー。

 予選を突破した9人の日本勢の中で、冨沢が本来の力を発揮した。予選2ラウンドで11オーバーと厳しいフットゴルフとなったが、この日は3番、8番をバーディとし前半を2アンダーで折り返すと、後半は1オーバーにまとめて1アンダー71。大会を通じて日本代表唯一となるアンダーパーを叩き出し意地を見せた。

 昨年11月のジャパンオープン ファイナルで優勝し代表となった冨沢は、国内のジャパンオープンでは優勝争いの常連。この日は日本代表メンバーがキャディについたことで、精神的に“普段着”のフットゴルフができたことが、好スコアにつながった。

 地元群馬ではフットサルコーチとして活躍中だが、国内のフットゴルフの競技普及とレベルアップへの気持ちは強い。「これが(今大会80位タイ)今の実力。ミスをしないラウンドをすれば、まだまだスコアは伸ばせたはず。今回の経験を日本に戻って糧にしたい。国内のチャンピオンなので、これからは世界を見据えて活躍しなければいけない」。世界の大舞台で日本人トップとなったが、さらなる高みを見据えていた。

 元浦和レッズのディフェンダーで今回日本代表入りした堀之内聖は初日の出遅れが響き、予選で姿を消している。

 なお、前日に行われた団体戦決勝は、アメリカがアルゼンチンを破り初優勝、3位にはオランダがつけた。

By サッカーキング編集部

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