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一時代の終焉…デンマーク代表、15年指揮したオルセン監督が退任

2015.11.18

15年間デンマーク代表を率いたオルセン監督 [写真]=Getty Images

 デンマークサッカー協会(DBU)は17日、代表チームを率いていたモアテン・オルセン監督の退任を公式サイトで発表した。

 デンマーク代表は、同日に行われたユーロ2016プレーオフ・セカンドレグで、スウェーデン代表と対戦。2-2の引き分けに終わったが、2試合合計3-4で本大会出場を逃した。これを受けて、協会は同日の夜に、2000年から約15年間、代表チームを率いたオルセン監督の退任を発表。

 オルセン監督は、同サイトを通じて、「選手たちに本戦の経験を与えてあげられず、非常にがっかりしている。これは私の責任だ」とユーロ2016出場権を逃した責任を取ると明言。「もちろん、選手たちには、DBUと退任することで合意に至ったと伝えたよ」と語った。そして、「新しい監督を迎えるべきときだ」と新しいチームを作るべきと主張し、「監督に任命して、信頼してくれたDBUにとても感謝している」と長年支持してくれたDBUに感謝のコメントをした。

 現在66歳の同監督は、2000年8月にデンマーク代表指揮官に就任し、ヨーロッパ最多の通算166試合でチームを指揮。約15年間で、2002年の日韓ワールドカップ、2010年の南アフリカ・ワールドカップ、ユーロ2004(ポルトガル)、ユーロ2012(ポーランド・ウクライナ)の出場を導いた。最高位はW杯がベスト16(2002年)、ユーロがベスト8(2004年)。2014年のブラジル・ワールドカップ出場は果たせず、今回のユーロ2016に加えて、2大会連続で主要大会の出場権を逃していた。

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