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ユングベリ氏が不仲のイブラに同情「彼はその肩にチームを背負っている」

2015.11.15

ユングベリ(左)とイブラヒモヴィッチ(右)(写真は2008年)[写真]=Getty Images

 パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、10日に自身10度目となるスウェーデン年間最優秀選手に選ばれた。これについて、元同国代表でキャプテンを務めたフレドリック・ユングベリ氏がコメントした。『expressen』や『aftonbladet』などの現地メディアが伝えている。

 現役時代も含め、決して良好な関係ではなかったというイブラヒモヴィッチとユングベリ氏。しかし、ユングベリはそんな関係でありながらもイブラヒモヴィッチについてこのように述べたそうだ。

「10度目の受賞は並外れたことだ。でも彼の事は少し気の毒に思うね。代表チームは競争力がなかったし、(より強ければ)ワールドカップやユーロでよりいいところまでいけたはずだ」

「彼には物凄い影響力がある。素晴らしい選手だ。残念ながら、代表チームはあまりよくなかった。スウェーデンでは、ビッグクラブでプレーする選手が何人いるかを話す。ユーロやW杯において、いいところまで行くために重要なことだからね。チャンピオンズリーグでプレーする選手を持つことは大事だ。最近、我々にはビッグクラブでプレーする選手があまり多くない。それは彼にとってちょっと悲しいことだ。彼はその肩にチームを背負っている」

 どうやら、イブラヒモヴィッチと並び立って代表を背負っていけるような選手が出てこなかったことを残念に思っているようだ。

 また、ユーロ2016本大会出場を懸けた隣国デンマークとのプレーオフ(初戦は2-1でスウェーデンが勝利)については、「ダービーであり、厳しい試合だ。五分五分だろう」としつつ、結果を見ようじゃないかと述べていたそうだ。

(記事提供:Qoly)

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