シュートを放つオランダ代表FWロッベン [写真]=VI Images via Getty Images
国際親善試合が13日に行われ、ウェールズ代表とオランダ代表が対戦した。
ウェールズはユーロ2016予選を突破し、史上初の本戦出場を決めた。一方のオランダは同予選で大苦戦を強いられると、結局最後まで調子は上がらず、まさかの敗退を強いられている。
先制したのはアウェーのオランダ。32分、前線でパスを繋いで右サイドに展開すると、最後はゴール前のバス・ドストがクロスボールに頭で合わせてゴールを奪った。しかしウェールズも前半アディショナルタイムに試合を振り出しに戻す。右CKの流れからDFのハンドによりPKを獲得すると、ジョー・アレンのキックはGKにセーブされたものの、こぼれ球をジョー・レドリーが押し込んだ。
1-1のまま後半に入り54分、オランダが勝ち越しに成功する。カウンターから右サイドの裏に抜け出したアリエン・ロッベンがドリブルでエリア内右に切れ込むと、DFをかわして左足のシュートをゴール左に流し込んだ。ところがオランダはこのリードを守り切れない。70分、ウェールズは右CKをショートで素早くリスタートすると、クロスボールに飛び込んだエミール・ヒューズがヘディングシュートを叩き込んで、スコアは再び同点となった。
2度のリードを追いつかれたオランダだったが81分、スルーパスでDFの裏をとったロッベンがGKとの1対1を冷静に制してネットを揺らすと、その後はウェールズの反撃を許さず、3-2で接戦を制した。
【スコア】
ウェールズ代表 2-3 オランダ代表
【得点者】
0-1 32分 バス・ドスト(オランダ代表)
1-1 45+3分 ジョー・レドリー(ウェールズ代表)
1-2 54分 アリエン・ロッベン(オランダ代表)
2-2 70分 エミール・ヒューズ(ウェールズ代表)
2-3 81分 アリエン・ロッベン(オランダ代表)
By サッカーキング編集部
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