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肺がんのクライフ氏に数々の激励…古巣バルサからメッシやイニエスタも

2015.10.24

バルセロナなどでプレーした元オランダ代表のクライフ氏 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 選手としても監督としてもバルセロナに黄金期をもたらした元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が、現地22日に公式サイトを通じて肺がんを患っていることを公表した。

 現役時代にはバロンドール(欧州年間最優秀選手賞)を3度受賞するなど、史上最高選手の1人に数えられるクライフ氏に対しては、古巣であるバルセロナやアヤックスを初めとするリーガ・エスパニョーラやオランダ・エールディヴィジのクラブはもとより、FIFA(国際サッカー連盟)からも支援のメッセージが届くなど、フットボール界全体への影響の大きさが伺われる。

 そして、クラブのご意見番を務めているバルセロナでは、現チームの大黒柱であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがフェイスブックを通じて「頑張れ、ヨハン・クライフ」とのスペイン語と英語のメッセージを残せば、主将のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタもツイッターを通じて「ヨハン・クライフとご家族に自分の持てる全ての支援を送ります」との姿勢を示すなど、続々と激励が届いている。

 また、自身が率いた“ドリーム・チーム”からも、「ミスター、頑張れ。貴方なら必ず全て上手く行く。何も疑うことなどない」と勇気付けた元ブルガリア代表のフリスト・ストイチコフ氏や、「ヨハン、貴方が私に教えてくれた通り、これはメンタルの戦いです。貴方とご家族に持てる愛情の全てを送ります」と激励した元スペイン代表のホセ・マリア・バケーロ氏など、愛弟子たちが親愛の情を表している。

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