アル・アハリがバイエルンとの慈善試合開催の計画を発表した (画像はアル・アハリ公式サイトのキャプチャ)
エジプトのアル・アハリが5日、シリア難民のためのチャリティマッチでバイエルンと対戦する準備をしていると、クラブ公式サイトで発表した。
バイエルンは、シリア危機などによって難民となった人々を救済するための親善試合を行い、100万ユーロ(約1億3000万円)を寄付すると3日に発表。また、12日に行われるブンデスリーガ第4節のアウクスブルク戦では、ドイツとシリア難民の子供たちと一緒にピッチに入場し、難民へのサポートを訴えていく予定となっている。
また、金銭面での援助に加え、子どもや若者に対してドイツ語の授業を提供。さらには、バイエルンのユース部門がトレーニング・キャンプを実施し、食事やサッカーのユニフォームなどを支給する。
これを受けて、エジプト1部リーグのアル・アハリが、バイエルンへ寄付に対するお礼状を送付。それがきっかけで難民支援において協力することが決まり、両チームはチャリティマッチを実施する方向で準備中だと発表されている。チャリティマッチはドイツで開催され、アル・アハリがチームの旅費と宿泊費を負担する。
なお、アル・アハリは2012年にもバイエルンと親善試合を開催。その試合では2-1でバイエルンが勝利している。