元アルゼンチン代表のマラドーナ氏 [写真]=Getty Images for Soccerex
元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が薬物依存から脱却して12年が経つとSNSで明かした。イギリス紙『ガーディアン』が17日付で伝えている。
現役時代は常に薬物使用疑惑につきまとわれてきたマラドーナ氏。1991年にコカイン使用疑惑でブエノスアイレス市内で逮捕されると、1994年のアメリカ・ワールドカップではドーピング検査にひっかかり15カ月の出場停止処分を受けている。
17日にフェイスブックに投稿された動画で、マラドーナ氏はドバイにある自宅を案内しながら薬物依存から脱却したきっかけを語っている。同氏は「現在は家庭的な生活を送っている。薬物から離れて12年の月日が経った。毎朝起きたときに今ある生活が続いていることに安心する。私は娘や孫に囲まれて過ごす生活を選び、それが実現したんだ」と述べ、平穏な生活のために薬物を断ったことを明かした。