2点目のPKを決めたカルロス・サンチェス [写真]=LatinContent/Getty Images
5日、コパ・リベルタドーレス決勝のセカンドレグが行われ、リーベル・プレートとUANLティグレスが対戦した。
準決勝でグアラニーを2戦合計3-1で下したリーベル・プレートと、インテルナシオナルを同じく3-1で破ったティグレスが激突する決勝戦。7月29日に行われたファーストレグでは両者ともに攻め手を欠き0-0のスコアレスドローに終わっていた。
第1戦同様、硬直した展開が続き互いに得点が奪えないまま時間が経過したが、前半アディショナルタイムにリーベル・プレートが試合を動かす。左サイドからの低いクロスボールにルーカス・アラーリオが倒れ込みながらヘディングで合わせると、これがゴール左に決まり先制に成功した。
1点リードで後半を迎えたリーベル・プレートは75分、カルロス・サンチェスが自ら得たPKをゴール右上にきっちり決め、リードを2点に広げる。さらに78分、右CKからフネス・モリがヘディングシュートを叩き込み、リーベル・プレートが決定的な3点目を奪った。
リーベル・プレートは最後までティグレスに反撃を許さず3-0の勝利を収め、3度目の大会制覇を成し遂げた。
メキシコのクラブチームであるティグレスには“南米代表”としてFIFAクラブ・ワールドカップに出場する権利が付与されないためすでに同大会への出場が決まっていたリーベル・プレートだが、優勝を果たし南米王者として来日することが決定している。
【スコア】
リーベル・プレート3-0(2戦合計3-0)UANLティグレス
【得点者】
1-0 45分+1 ルーカス・アラーリオ(リーベル・プレート)
2-0 75分 カルロス・サンチェス(リーベル・プレート)
3-0 78分 フネス・モリ(リーベル・プレート)