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プラティニ氏がFIFA会長選に立候補「運命を受け入れなければ」

2015.07.30

UEFAのプラティニ会長 [写真]=Getty Images

 UEFA(欧州サッカー連盟)の会長を務めるミシェル・プラティニ氏が29日、FIFA(国際サッカー連盟)会長選挙に立候補する意向を表明した。UEFAの公式サイト『UEFA.com』が伝えている。

 2002年からFIFAの理事を、2007年からUEFAの会長を務めているプラティニ氏は、FIFAに加盟する協会の会長と事務局長に宛てた文書で「非常に悩み熟考したうえでの決断だ。私はサッカーの将来と自分自身の将来を秤にかけてみた。また、多くの方からいただいた評価や支援にも導かれた」と述べた。

 また「人生には、運命を受け入れなければならない瞬間があり、私は今、その時を迎えている」とつづると、次のように付け加えた。

「この半世紀ほどの間にFIFAの会長を務めた人物は2人だけだ。この極端な安定は、激しい変動を経験してきた世界、そして大きな経済的変化を遂げてきたスポーツにおいて逆説的と言える。しかし、昨今の出来事により、世界サッカーの最高統括組織は、再出発する必要がある」

 そして、「サッカーファンが望むFIFA、模範的で結束し、連帯を示すFIFA、尊敬され、好かれ、人々のものであるFIFAを一丸となって作っていけるよう、皆さんの支援とサッカーに対する共通の愛情を頼りにしている」と周囲へのサポートを求めた。

 FIFA会長選挙は2016年2月26日に行われ、立候補の届け出は2015年10月26日までとなっている。

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