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ネイマール不在のブラジルが首位通過…コロンビアは3位も8強入り

2015.06.22

首位通過を決めたブラジル代表 [写真]=Getty Images

 コパ・アメリカ2015は21日、グループCの最終節が行われベネズエラ代表を2-1で下したブラジル代表が首位通過を決めている。また、同日に行われたコロンビア代表対ペルー代表の試合は0-0の引き分けに終わり、この結果ペルーが2位、コロンビアが3位で決勝トーナメント進出となった。

 キャプテンのFWネイマールを出場停止で欠くブラジルだったが序盤から攻勢に出ると9分に先制点を奪う。コーナーキックを得たブラジルは、この試合が今大会初出場となったMFロビーニョのキックにDFチアゴ・シウヴァが右足で合わせ豪快な一撃を決めた。

 優位に立ったブラジルがその後もゲームを支配する展開が続くが、追加点を奪うには至らず、1-0で前半を折り返す。

 後半開始と同時に2人の選手交代を行い反撃に出たベネズエラだったが、51分にブラジルが突き放す。左サイドでボールを受けたMFウィリアンが中央に折り返すと、エリア内に走りこんだFWロベルト・フィルミーノが右足で決め、リードを2点に広げた。

 それでも諦めないベネズエラは84分、セットプレーのチャンスを得るとMFフラン・アランゴの蹴ったボールがポストに当たって跳ね返ったところをFWミクがヘディングで押し込み1点差に詰め寄る。

 同点ゴールを目指し、残り時間も攻め続けたベネズエラだったが反撃もここまで。ブラジルが2-1で勝利を収めた。

 一方、コロンビア対ペルーの対戦は、引き分けでも突破が決まるペルーに対し、勝ちがほしいコロンビアが序盤から攻撃を仕掛ける展開に。しかし決め手を欠きなかなか得点が奪えない。

 スコアレスのまま試合が進むと、焦るコロンビアに対し落ち着いた守備で対処したペルーが最後までゴールを割らせず、結局0-0の引き分けに終わった。

 この結果、試合前に4チームが勝ち点3で並ぶ大混戦となっていたグループCは、同6に伸ばしたブラジルが首位通過、同4で並んだものの得失点差でペルーが2位、コロンビアが3位となった。

 これでベスト8が出そろったコパ・アメリカ2015は24日から準々決勝が行われる。

■コパ・アメリカ2015 準々決勝組み合わせ

[6月24日]
チリ vs ウルグアイ

[6月25日]
ボリビア vs ペルー

[6月26日]
アルゼンチン vs コロンビア

[6月27日]
ブラジル vs パラグアイ

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