コパ・アメリカに参加しているネイマール(左) [写真]=LatinContent/Getty Images
17日に行われたコパ・アメリカ 2015 チリのグループC第3節で、ブラジル代表とコロンビア代表が対戦した。ブラジルサッカー連盟(CBF)は、同試合中に副審がブラジル代表FWネイマールを「ダイバー」と呼んで挑発したと訴えている。19日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
サッカーではよく、相手選手からの接触がほとんどないにも関わらず、わざとファールを受けた振りをして転倒する選手のことを「ダイバー」と呼ぶ。ブラジルサッカー連盟の法務部長であるカルロス・ロペス氏は、コロンビア戦の副審がネイマールのことを何度も「ダイバー」呼ばわりしていたと指摘し、同試合で退場となったネイマールに対する処分の軽減を求めた。
ロペス氏はさらに、相手選手の背中に直撃し乱闘騒ぎのきっかけとなったネイマールのシュートについて、彼がまだ試合終了を迎えていないと判断したために犯してしまったミスであったと主張している。
19日、CONMEBOL(南米サッカー連盟)はネイマールに対して4試合の出場停止と罰金1万ドル(約122万円)の処分を下したが、同処分には異議申立てが認められている。今回の処分がそのまま確定した場合、仮にブラジル代表が決勝へ進出しても、ネイマールは決勝戦に出場することは出来ない。