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ビダルが涙の謝罪会見…飲酒運転で事故起こすもチリ代表は追放せず

謝罪会見で涙を流すビダル [写真]=Getty Images

 17日、ユヴェントスに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが、前日に起こした事故についての謝罪会見を行った。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 チリで開催されているコパ・アメリカ2015に参加中のビダルは、16日にオフを利用して夫人と過ごしていたという。その夜、愛車のフェラーリでチリ代表の合宿地へと帰る道中で交通事故を起こした。幸い、軽症で済んだものの同選手からは基準値を上回るアルコール量が検出され、警察に身柄を拘束されていた。

 会見を行ったビダルは、涙を流しながら「申し訳ありません。事故は自分のせいで起きた。妻や多くの人を危険にさらしてしまい、後悔している」と謝罪。

 さらに「酒を飲んで、そして事故を起こした。本当に後悔しているし、恥じている。僕にできるのは謝罪をすることだけだ。支えてくれた仲間、監督、国民、すべてに感謝したい」と、サポートしてくれた人たちに感謝を伝えた。

 代表のチームメートであるインテル所属のMFガリー・メデルは18に自身のツイッターで「僕はこれまで以上に君を愛してる。僕たちはチームであり、一緒に進んでいく」と、同選手へのメッセージを綴っている。

 また、チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督は「彼は過ちを犯したが、チームを外すほどのことではない」とし、ビダルがチームにとどまることを容認した。

 同紙によるとビダルは運転免許の失効に加え、ミラノのチリ領事館に毎月出頭することを命じられたという。またこの件に関して最大120日間、調査が行われると伝えている。

 チリ代表は19日、コパ・アメリカ2015のグループステージ第3節でボリビア代表と対戦する。


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