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チリの2都市で深刻な大気汚染…メッシ、ネイマールらは大丈夫?

コパ・アメリカの優勝トロフィー [写真]=LatinContent/Getty Images

 11日(日本時間では12日)に開幕するコパ・アメリカの開催国チリでは、いくつかの都市が環境問題に悩まされている。とりわけ深刻なのは、首都サンティアゴと南部の都市テムコだ。

 チリでコパ・アメリカが開催されるのは1991年以来、24年ぶり。同大会で悲願の初優勝を目指す開催国では、大会の開幕に向けて日に日に熱気が高まっている。南米の中でも比較的治安が良いとされるチリだが、実は別の部分に問題を抱えていることが報じられた。

 チリ国内では一部の都市で環境問題を抱えていて、とりわけ首都サンティアゴとテムコの2都市では深刻な大気汚染が問題視されているという。前述の2都市ではしばしばスモッグが発生していて、街の空を黒く濁しているだけでなく状況によっては運動が制限されることもあるという。

 チリ国内ではこの問題を最優先課題として解決に取り組んできた。チリ当局では今年に入ってから汚染物質を輩出しているとされる工場の稼働停止や、排気ガス削減を目的に自動車の交通制限を施行するなどの対策を行ってきた。それでも根本的な問題の解決には至っていないようだ。

 2014年にチリ政府が発表した報告書によれば、同国内では大気汚染に関連するとされる心肺機能の疾患で毎年約4,000人が亡くなっているとのデータもある。そして現地の医師団によると「スモッグなどの大気汚染は、人体の健康面だけでなく運動能力にも影響を及ぼす可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

 今大会はテムコでは3試合が、そして首都サンティアゴでは8試合が開催される予定となっている。リオネル・メッシネイマール、そしてハメス・ロドリゲスラダメル・ファルカオなど一線級の選手たちは皆、欧州での厳しいシーズンを戦い抜いた上で今大会に臨むが、彼らを含めた全選手の健康面に悪影響は出ないのか。ピッチでプレイする選手はもとより、大会を観戦する観客の健康も害さない大会であってほしい。

(記事/Cartao Amarelo)

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