FAのグレッグ・ダイク会長 [写真]=The FA via Getty Images
FA(イングランドサッカー協会)のグレッグ・ダイク会長は、2日にFIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター氏が会長職の辞任を発表したことを受けコメントを発している。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
FIFA幹部の汚職事件で批判を集めながらも、5月29日に再選を果たしていたブラッター氏だが、そのわずか4日後に辞意を表明した。
以前からFIFAやブラッター氏に批判的な姿勢を示してきたダイク会長は同氏の辞任を受け、「サッカーにとって華麗なる一日だ」と喜びをあらわにしている。
また、「彼の会長としての立場が長く続くとは思っていなかったけど、こんなに早く辞めるとも思っていなかった」と、再選から4日での辞任に驚いたと話した。
そして、ブラッター氏が今回の決断に至った理由について「再選からこの日までの間に、彼が辞めなければならない何かが起こったんだろう。我々はそれを今後数日の間に見つけることができる。彼はモラルのある人間ではない。何かが起こったのは間違いない」と話し、同氏に辞任を決意させる出来事があったとの見解を示した。