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一時は決定報道も…アル・アラビがR・カルロス氏の監督就任を否定

2015.06.03

元同僚のタファレル氏(左)と談笑するR・カルロス氏(右) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 カタール・スターズリーグのアル・アラビは、新シーズンの指揮官に元ブラジル代表のロベルト・カルロス氏が監督に就任することを否定した。2日、同クラブが公式HP上で声明を発表している。

 スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』など各メディアが、R・カルロス氏が3年契約でアル・アラビの監督に就任することを報じていた。R・カルロス氏、本人も「チームが優勝し、良いシーズンを過ごすことを望む。カタールがサッカー界で成長出来るようにベストを尽くすよ」などとコメントしており、両者の合意は明白な状況だったが、改めてこれが否定される形となった。

 アル・アラビは公式声明で「様々なメディアが、我々がブラジル人のロベルト・カルロス氏と契約を結び、新シーズンのトップチームを率いることになると報じている。しかし、これは完全に誤った情報である」と発表し、R・カルロス氏の監督就任を否定している。

 現在42歳のR・カルロス氏は、2011年当時に所属していたロシアのアンジ・マハチカラで選手兼コーチに就任。2012年に現役を引退すると、2013年6月にはトルコのシヴァススポルの指揮官に就任していた。1年目のシーズンは5位と健闘したもののも、2年目に降格圏に低迷すると、2014年12月に辞任。約2週間後の今年1月からはアクヒサル・ベレディイエスポルを率い、12位でシーズンを終えていた。

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