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元日本代表監督の岡田武史氏「コパ・アメリカの優勝は、開催国のチリ」

2015.05.21

コパ・アメリカの見どころについて語った元日本代表監督の岡田武史氏

 21日、スカパー!はメディア向けに「第1回スカパー! メディアラウンドテーブル」を開催し、ゲストとしてサッカー元日本代表監督でFC今治オーナーの岡田武史氏が登壇。5月25日(月)に開局する『コパアメリカ チャンネル』で放送するサッカー南米選手権「コパ・アメリカ チリ2015」の見どころについて語った。

 岡田氏は大会の注目点について「とにかく勝ちにこだわること」を挙げ、「南米各国の代表選手はヨーロッパでプレーしている選手が多いので、コパ・アメリカでもヨーロッパ的なスタイルのサッカーが行われると思われがちだが、自分の国に帰ると、とことん勝負にこだわるサッカーをする」と戦術を超えた“真剣勝負”の魅力を語った。

 優勝候補について岡田氏は「チリ」と予想を展開。「昨年に行われたブラジル・ワールドカップでチリとメキシコのサッカーに大きく惹かれた」と明かし、「ブラジルやアルゼンチンを挙げる人が多いと思うけど、チリは開催国ですし、優勝の可能性は十分ある」と言及した。

 注目の選手には「アルゼンチンの(リオネル)メッシ、ブラジルのネイマール、コロンビアのハメス・ロドリゲス、それに、メキシコのハビエル・エルナンデス、チリの(アルトゥール)ビダルが活躍しだしたら面白くなる。今までに、知らなかった選手が出てくるのも楽しみ」と期待を込めた。

 また、岡田氏はFC今治オーナーについても言及。「これまで経営者向けのセミナーで登壇してきましたけど、実際やってみると、ぜんぜん違う。今は誰にでも頭を下げるもんね。ありがたいことに、多くの人が集まって、何とか期待に応えられるようなチームにがんばってしていきます」とユーモアを交えて抱負を語った。

 スカパー!は、6月12日から7月5日まで行われる「コパアメリカ チリ2015」の全26試合を生中継。開幕前には、過去大会の試合や注目選手所属クラブの試合を、大会期間中にはハイライト番組や座談会を、大会終了後には総集編、全26試合のアンコール放送を行う。

 岡田氏はグループリーグの注目カードのブラジル対コロンビアと準決勝の解説を担当する。

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