リスボン市内の広場でサポーターと優勝を祝ったベンフィカ [写真]=Getty Images
17日に行われたプリメイラ・リーガ（ポルトガル1部リーグ）第33節の結果、ベンフィカの2年連続、34回目のリーグ優勝が決まった。
首位のベンフィカは、ヴィトリア・ギマランイスと対戦しスコアレスドローで終了。勝ち点を「82」に伸ばした。一方、2位のポルトもオス・ベレネンセスと1－1の引き分けに終わり、勝ち点は「79」。
残り1試合で、ベンフィカとポルトの勝ち点が並ぶ可能性もあるが、同リーグでは同じ勝ち点の場合、当該チーム間での成績で順位が決まる。ベンフィカは今シーズン、ポルトに1勝1分け。そのため勝ち点で並ばれたとしてもベンフィカの上位が確定しており、最終節を残して優勝が決まった。
ベンフィカは昨シーズンに次ぐリーグ優勝で、31年ぶりの連覇を達成。チームは同日中に、本拠地のリスボンに戻り、同市内のマルケス・デ・ポンバル広場でサポーターたちとともに、優勝を盛大に祝った。
さらにベンフィカは、タッサ・ダ・リーガ（リーグカップ戦）決勝進出を決めており、2冠をかけて、29日にマリティモと対戦する。同カップ戦で優勝すれば、こちらも2連覇で6回目の制覇となる。
なお、FW田中順也の所属するスポルティングは3位を確定させており、来シーズンのチャンピオンズリーグはプレーオフからの参戦を決めている。