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サッカー史上初か…ベトナムの女子選手が両サイドのCKから直接ゴール

2015.05.06

2014アジア大会でなでしこと対戦したベトナム女子代表のトエ・ドン(右)[写真]=Getty Images

 ベトナム女子代表MFグエン・ティ・トゥエット・ズンが、4日に同国のホーチミンで行われた東南アジア女子サッカー選手権2015のグループステージ第2節、マレーシア戦で両サイドのCK(コー ナーキック)から直接ゴールを決めた。5日のイギリス紙『デイリーミラー』など各メディアが報じている。

 ベトナム女子代表は今年3月に日本人の乗松隆史氏が監督に就任したことでも知られるが、今回7-0で大勝を収めた試合で、グエン・ティ・トゥエット・ズンが両サイドからのCKを直接ゴール。大手メディア『ユーロスポーツ』によるとサッカー界では前人未到の公式記録とされている。

 4-0で迎えた78分、同選手は右サイドからのCKを左足で直接決めると、その4分後にもゴール。そして後半ロスタイムにも左サイドからのCKを右足で直接決め、ハットトリックを達成した。

 グエン・ティ・トゥエット・ズンは昨年、19歳にしてベトナム女子リーグの得点王に輝いており、同国代表の中心選手として注目されている。

 なお、今大会には前回覇者のU-23日本女子代表は参加しておらず、すでにグループステージからはU-20オーストラリアとタイが準決勝に進出しており、2連勝を収めたベトナムは6日のグループ第3節でフィリピンと対戦し、8大会連続の準決勝進出を狙う。

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