現役引退が報じられたロナウジーニョ、噂を否定「全く真実じゃない」

　メキシコ1部リーグのケレタロに所属する元ブラジル代表MFロナウジーニョが、ブラジルメディアなどで報じられた現役引退の噂を否定した。17日付のメキシコメディア『Medio Tiempo』がコメントを伝えている。

　15日にブラジルメディア『Globo』などの各メディアが、ロナウジーニョが今シーズン終了後に現役を引退する可能性が高いと報じていた。これに対し同選手は記者会見の場で、「（引退の噂は）全く真実じゃない。僕は今シーズンで現役引退することなんて望んでいないよ」と、現役引退の噂を否定した。

　続けて「僕は今ここ（ケレタロ）で幸せなんだ。チームに勝利を与えることにベストを尽くしている。今考えるべきことはどのように今シーズンを終えるかであって、それ（去就）はシーズンが終わってからどうなるか見てみよう」と、現在は目の前の試合を一試合一試合戦っていくことだけを考えているようだ。

　現在35歳となったロナウジーニョ。今シーズンは、第1ステージと第2ステージを合わせて17試合に出場し3ゴールを挙げている。残りのシーズンについては「僕らはハードワークを続けなくてはならない。僕のモチベーションになっているのは、タイトルを獲得することと、ここでプレーを続けて何かを勝ち取ることさ」と、タイトル獲得を目標としていることを明かした。

　ケレタロは、後期リーグ13試合を終えて現在11位で、プレーオフの決勝トーナメント（リギージャ）進出圏内の8位とは勝ち点2となっている。