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ベルギーがFIFAランク初のトップ3…ブータンは大幅上昇で最下位脱出

2015.04.09

昨年11月のアイルランド戦でのベルギー代表先発メンバー [写真]=VI-Images via Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)は9日、最新のFIFAランキングを発表。前回まで4位だったベルギーが、今回の発表で初のトップ3入りを果たした。また、前回まで最下位だったブータンが、同国史上最高位の163位に上昇し最下位脱出している。

 3月にユーロ2016予選の2試合に臨んだベルギーは、28日に行われたキプロス戦で5-0、31日に行われたイスラエル戦で1-0と連勝。2014年10月から4位をキープしていたベルギーは、1993年のFIFAランキング発足以来、同国史上最高位となる3位に入った。

 また、レアル・マドリード所属のMFガレス・ベイルやアーセナル所属のMFアーロン・ラムジーらを擁するウェールズも、今回の発表で15上げて22位にランクイン。同国史上最高位となった。
 
 ブータンは前回までのFIFAランキングで全加盟国・地域の中で最下位となる209位。これまで資金不足などでワールドカップ予選に出場したことがなかったが、今回初参加を果たしたロシア・ワールドカップ1次予選で、当時174位だった“格上”スリランカと対戦。3月12日に行われたファーストレグでは、敵地で1-0の勝利し、2008年にアフガニスタンを3-1で下して以来、7年ぶりの公式戦白星を挙げていた。そして、同月17日に行われたセカンドレグではホームでブータンが2-1で勝利。連勝で初のワールドカップ1次予選突破を果たしている。

 今回の発表では、ベルギー、ウェールズ、ブータンに加え、順位を3つ上げて102位に入ったフェロー諸島、33上げて152位に上昇した東ティモールが、最高位を更新している。

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