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ポルトガル杯、田中順也先発のS・リスボンは終盤に追いつきドロー

2015.03.06

 タッサ・デ・ポルトガル(ポルトガルカップ)の準決勝ファーストレグが5日に行われ、ナシオナルとFW田中順也が所属するスポルティング・リスボンが対戦した。

 ポルトガル・スーペルリーガでは3位につけるも、首位と12ポイント離れているS・リスボンは田中順也を先発起用した。

 前半は互いに決定機を生かせない展開であったが、後半開始直後に試合が動く。49分、遠目からのFKをルイ・パトリシオがキャッチミスをすると、こぼれ球をルイス・アウレリオが詰め、ホームのナシオナルが先制した。

 5分後にはS・リスボンが同点に追いつく。右サイドからジェファーソン・ナシメントの蹴ったFKにトビアス・フィゲイレドがダイビングヘッドで合わせ、ネットを揺らした。

 ここまで大きな見せ場のなかった田中がベンチに退いた直後の58分、S・リスボンはルーカス・ジョアンに決められ再びリードを許してしまう。

 後半開始後の15分間で3ゴールが生まれる展開になったが、ここからスコアが動かず終盤を迎え、S・リスボンが待望の同点ゴールを奪ったのは83分だった。エリア手間でボールを受けたカルロス・マネがドリブルでシュートコースを作り、右足で狙うと、ボールは右サイドネットに吸い込まれた。

 試合はこのまま2-2で終了。両チームは4月7日にS・リスボンのホームにて行われるセカンドレグで、決勝への切符を懸けて再び対戦する。

【スコア】
ナシオナル 2-2 スポルティング・リスボン

【得点者】
1-0 49分 ルイス・アウレリオ(ナシオナル
1-1 54分 トビアス・フィゲイレド(スポルティング・リスボン)
2-1 58分 ルーカス・ジョアン(ナシオナル
2-2 83分 カルロス・マネ(スポルティング・リスボン)

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