FOLLOW US

北アイルランドの監督&主将、締め切り間に合わずバロンドールの投票失敗

2015.01.14

北アイルランド代表のキャプテンを務めるS・デイヴィス [写真]=Getty Images

 北アイルランド代表のマイケル・オニール監督と、同代表のキャプテンを務めるサウサンプトン所属のMFスティーヴン・デイヴィスが、FIFAバロンドールを決める投票の締め切りに間に合わなかったず票を入れることができなかったと、イギリスメディア『BBC』が13日に報じている。

 FIFA(国際サッカー連盟)は12日、スイスのチューリッヒで年間表彰式を行い、年間最優秀選手賞である2014年度のバロンドールは、レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが選出され、2年連続3度目の受賞を果たした。

 バロンドールは各国代表のキャプテンと監督、サッカージャーナリストの投票によって選出。参加者はオンラインでの投票に加えて、署名された文書の提出が必要となる。しかし、IFA(北アイルランドサッカー協会)は、文書を締め切りまでに送らなかったため、S・デイヴィスとオニール監督の票が無効になったと伝えられている。

 IFAは「時間内に文書が受け取られなかった」とコメントし、締切に間に合わなかったことを認めている。さらに、バロンドールの広報担当者は「オンラインでの投票は、締め切り前に記録されています。しかし、サインされた文書が締め切りまでに届きませんでした。その文書が届いて投票は有効となります」と語っている。

 UEFA(欧州サッカー連盟)内の投票者の中でS・デイヴィスとオニール監督だけが投票を行うことができなかった。だが、北アイルランドからは、ジャーナリストのジャッキー・フラートン氏が唯一投票しており、C・ロナウド、バイエルン所属のドイツ代表MFトーマス・ミュラーバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの順で選出している。

 なお、バロンドールの投票には181のサッカー協会が参加しており、27の協会が「返答なし」となっている。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO