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カップ戦で1G1Aの柿谷に高評価「自らの限界を押し上げた」

2014.10.30

 日本代表FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルは29日、スイス・カップ3回戦で2部リーグ所属のFCヴォーレンと対戦し、3-1で勝利した。

 先発出場した柿谷は、開始10分にバイシクルシュートで先制点を奪うと、41分にはアシストで2点目を演出した。

 スイスメディア『Tages Woche』は、同試合の採点と寸評を発表。1ゴール1アシストの活躍で勝利に貢献した柿谷には「5」(最高点6、最低点1)の採点を付け、「普通なら肩を脱臼してしまいそうなオーバーヘッドで先制点を決めた。そのすぐ後には、持ち味のテクニックを生かし、ロングボールを自在に操って味方へつないだ。1得点と、勝ち越し点のアシストを記録。華奢な体の彼が、大きな相手に対する自らの限界を押し上げた」と高く評価した。

 さらに「74分、ゴンサレスと交代でベンチに下がると、メディアに対して控えめに『ダンケ(ありがとう)』と言い、去って行った。この試合の得点とアシストは、彼が少しずつではあるが、着実にチームになじみ始めていることを示していた」と、柿谷の変化も伝えている。

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