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殴る蹴るの大乱闘…アルゼンチン3部でレッドカード12枚を記録

2014.10.17

アルゼンチン3部で、レッドカード12枚が記録された [写真]=Bongarts/Getty Images

 トルネオ・アルヘンティーノA(アルゼンチン3部)第10節が15日に行われ、デポルティーボ・ロカはホームでチポレッティと対戦した。しかし試合は65分に乱闘が発生し、そのまま終了となってしまった。スペイン紙『マルカ』など各紙が報じている。

 試合は55分、オスカル・ネグリのゴールでアウェーのチポレッティが先制した。しかしこの後、誰も予想だにしない事態が発生してしまう。

 65分、チポレッティのマルコス・ラモーラがファウルを犯す。危険なプレーだったために、ファクンド・エスピノーサ主審はラモーラにイエローカードを提示する。ここでロカのフェルナンド・フェルナンデスがラモーラを殴ってしまい一発退場を受けると、直後に、主審に対し執拗に抗議をしたラモーラに2枚目のイエローカードが出され、こちらも退場になる。すると、これに怒ったラモーラは、先にロッカールームへと戻るフェルナンデスを走って追いかけ、一触即発の事態に陥る。

 両者を止めに入ると思われたロカのGKレオ・セラーノは、逆にラモーラを挑発し、押し合い殴り合いが始まる。さらに両チームの選手、スタッフ30人ほどが加わる大乱闘に広がり、審判団は試合を中止したうえ、ロッカールームに引き上げた。大混乱のピッチは警察の介入で収められたが、乱闘の中でドロップキックを受けたチポレッティの選手が救急車で運ばれるなど、稀に見る大惨事となってしまった。

 試合後に協議したエスピノーサ主審は、先に退場した2名に加え、両チーム5人ずつ、計12名の退場を発表している。なお、この試合は65分で中断のまま1-0でチポレッティの勝利と記録される模様。

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