ピッチを見守るポポヴィッチ監督 [写真]=Getty Images
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズを率いるトニー・ポポヴィッチ監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝への進出を喜んだ。オーストラリア紙『シドニー・モーニング・ヘラルド』が1日に伝えている。
W・シドニーは、1日にホームで行われたACL準決勝セカンドレグのFCソウル戦を、2-0で制した。この結果、2試合の合計スコアを2-0としたW・シドニーは、アル・ヒラル(サウジアラビア)が待つ決勝進出を決めている。試合後、普段からあまり感情を表に出さないことで知られるポポヴィッチ監督も、今回の快挙には興奮を隠せなかった。
「決勝に進出できるのは最高のことだ。これ以上のことはない。ACLを獲得するためにヨーロッパ遠征で準備を進めてきた。ACLのタイトルはもう目の前だ。あとは2チームにしかタイトル獲得のチャンスはない。そのうちの1チームが我々だ」
「今回の出来事はオーストラリアのフットボール界にとって素晴らしいことだ。1月には国内でアジアカップの開幕を迎える。オーストラリアのフットボールが成長していることが証明された。我々の評判が世界に轟くはずだ」
アル・ヒラルとのACL決勝を迎えるW・シドニーは、25日にホームでファーストレグを、11月1日にアウェイでセカンドレグを行う。
(記事/超ワールドサッカー)