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元日本代表監督のトルシエ氏、チュニジア強豪クラブとの契約を解消

2014.09.29

チュニジアのスファクシアンとの契約を解消した元日本代表監督のトルシエ氏 [写真]=Getty Images Sport

 チュニジアのスファクシアンは28日、チームを率いる元日本代表監督のフィリップ・トルシエ監督と合意のもと、契約を解消することをクラブ公式HPで発表している。

 スファクシアンは27日に行われた、CAF・チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのASヴィタ・クラブ戦に1-2で敗れ、2試合合計2-4となり敗退した。そのためクラブはトルシエ監督との契約を解消することとなった。

 トルシエ監督は2002年の日韓・ワールドカップ終了後、カタール代表、モロッコ代表、フランスの強豪マルセイユなどで指揮し、2011年に当時中国1部の深圳紅鑽(しんせんこうさん)の監督に就任。しかし成績不振で2部へ降格すると、その後も2年連続で昇格を逃し、2013年11月に中国を後にした。そして2014年7月、チュニジアの強豪スファクシアンの監督に就任していた。

 スファクシアンは2012-13シーズンに、5連覇を狙っていたエスペランスを抑えて優勝したが、昨シーズンは再びエスペランスに優勝を奪われた。今シーズン、スファクシアンはCAFチャンピオンズリーグとリーグの2冠を狙っていたが、ここまで2勝2分1敗の8位という成績により、トルシエ監督への風当たりは強くなった。

 トルシエ監督の後任にはチュニジア人のガジ・グライリ氏の監督就任が発表されている。

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