ベルギー・カップ6回戦が24日に行われ、2部リーグ所属のヘイストと、日本代表GK川島永嗣、FW小野裕二のスタンダール・リエージュが対戦。川島はベンチ外、小野は先発出場だった。
小野が右サイドからカットインしてミドルシュートを放つなど、積極的に攻勢をかけるスタンダール。先制点は35分、後方からのパスを受けて巧みな反転を見せたトニー・ワットが、ペナルティーエリア内に入ってシュートを放つ。一度は相手GKに阻まれたが、こぼれ球を自ら押し込んでゴールネットを揺らした。
さらに前半終了間際には、右サイドからのマイナスのパスを受けたアドリアン・トレベルが、ペナルティーエリア手前でダイレクトでシュート。右足から放たれたボールはゴール右隅へと吸い込まれた。前半は2-0で終了した。
2点リードの後半、スタンダールはヘイストに反撃を許さず、試合は終盤へ突入。85分、小野に待望の移籍後初得点が生まれた。ペナルティーエリア手前からのスルーパスに反応すると、相手GKとの一対一を冷静に制し、右足シュートをゴール左隅に決めた。
試合は3-0で終了。小野はフル出場で1得点と勝利に貢献し、スタンダールがベスト16進出を決めた。
【スコア】
ヘイスト 0-3 スタンダール・リエージュ
【得点者】
0-1 35分 トニー・ワット(スタンダール・リエージュ)
0-2 45分 アドリアン・トレベル(スタンダール・リエージュ)
0-3 84分 小野裕二(スタンダール・リエージュ)