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シャフタールD・コスタら6名がウクライナ帰国拒否…安全確保を主張

2014.07.23

シャフタールに所属するMFダグラス・コスタ [写真]=Getty Images

 シャフタールに所属するMFダグラス・コスタが、クラブが所在するウクライナへの帰国を拒否したと22日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。

 シャフタールは、フランスでプレシーズンマッチを行い先週末に帰国。同紙によると、D・コスタをはじめとするシャフタール所属の6選手は、未だに続くウクライナ国内の混乱と、17日に起こったマレーシア航空機MH17の墜落事件を理由に、ウクライナ行き航空機への搭乗を拒んだという。

 現在もフランスに滞在しているD・コスタは、自身のインスタグラムで「その地に戻ることは、私たち全員の命を危険に晒すということだ」とコメント。「私はクラブ、そしてウクライナの人や街も好きだ。でも、恐れているんだ」と心境を打ち明け、「私たちはクラブに残りたい。でも、働く上で安全性を確保する必要がある」と、あくまでクラブを退団する意向はないと主張し、6選手がスイスでのトレーニングを望んでいると伝えた。

 一方、シャフタールのオーナーを務めるリナト・アフメトフ氏は、6選手が帰国していない事実を認めた上で、「このままチームへ合流しないのであれば、法的措置もやむを得ない」と話し、「帰ってこなければ困るのは彼らだ」と警告している。

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