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ブラジル代表のスコラーリ監督、辞任を発表…自国W杯で優勝逃す

2014.07.15

ブラジル代表のスコラーリ監督が辞任を発表した [写真]=FIFA via Getty Images

 ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、14日に辞任を発表した。『FIFA.com』が伝えている。

 スコラーリ監督は、自国開催のワールドカップにブラジル代表指揮官として参加。ベスト4進出を果たしたものの、準決勝でドイツを相手に1-7と歴史的な大敗を喫した。さらに3位決定戦でもオランダに0-3で敗北。最終2試合で10失点を記録し、連敗で大会を終えた。

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は、「ルイス・フェリペ・スコラーリ監督とコーチングスタッフが、その地位を辞任した。彼らは尊敬と感謝に値する」と、声明を発表した。また、『FIFA.com』はスコラーリ監督のコメントを紹介。同監督は、「私は、1-7で敗れた監督として記憶されることだろう。しかし、そのリスクは就任時に理解していたことだ。メンバーや戦術を決めた人間は、私だ。私の選択だったのだ」と、話している。

 スコラーリ監督は1948年生まれの65歳。数々のブラジル国内クラブ指揮官を歴任し、サウジアラビアやクウェートでの指揮も経験した。1997年にはジュビロ磐田も指揮。2001年に初めてブラジル代表監督となり、翌2002年の日韓ワールドカップ制覇を果たした。退任後は、ポルトガル代表の監督に就任。ユーロ2004で準優勝、2006年のドイツ・ワールドカップでも4位と実績を残した。以降は、チェルシーなどの指揮を経て、2012年11月に再びブラジル代表の監督に。2013年のコンフェデレーションズカップでは、自国で優勝を果たした。

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