豪州移籍が決まったDFデルピエール [写真]=VI-Images via Getty Images
オーストラリア・Aリーグに所属するメルボルン・ビクトリーが、フランス人DFマテュー・デルピエールの加入をクラブの公式HPで発表した。契約期間は1年となっている。
デルピエールは1981年生まれの33歳。2004年から2012年までシュトゥットガルトに所属し、公式戦162試合に出場して4得点を記録した。2006-2007シーズンは、キャプテンとしてチームのリーグ優勝に貢献。その後、2年間をホッフェンハイムで過ごし、2014年1月31日からはオランダのユトレヒトでプレーしていた。
今回の移籍に際して、デルピエールがコメントを残した。クラブ公式HPが伝えている。
「オーストラリアでプレーできることが決まり、今から興奮しているよ。クラブやサポーターの素晴らしさをすでに聞いている。Aリーグへの移籍は大きなチャレンジだと理解している。だけど、今はとても満足しているし、クラブの指揮官や選手たちと共にプレーすることが待ちきれないね」
またメルボルン・ビクトリーを率いるケビン・マスカット監督は、デルピエールの豊富な経験やリーダーシップがチームに付加価値を与えると考えているようだ。
「マテューはヨーロッパでハイレベルな経験をしてきた。最高のストライカーを相手に戦ってきたのだ。彼はAリーグでも十分成功するだろう。彼のキャリアを見たときに、チームに加えたいと考えた。今年、創立10周年を迎える我々のクラブにブンデスリーガ優勝経験者を迎えることは、とても嬉しいことだ。彼はこのチームで高いクオリティを発揮してくれるだろう。さらには若い選手たちが彼から刺激を受ける部分もあるはずだ」
(記事/超ワールドサッカー)