21日の会見に出席したダビド・シルバ [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに大会連覇を懸けて臨んだスペイン代表は、まさかの開幕2連敗で早々に敗退が決定してしまった。23日には、同じく敗退の決まったオーストラリアと、グループリーグ最終節で対戦する。
21日にはスペイン代表MFダビド・シルバが記者会見に応じた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
グループリーグ敗退について、シルバは過去の2試合を振り返った。
「オランダ戦では不幸なことにゴールを決められなかった。その後のゲームでも決められず、僕たちは勝てなかった。ここ数年全てを勝利して来た後にグループリーグ敗退となり、帰国しなければならないのはつらいことだ。全員がこのワールドカップではミスを犯した」
シルバが挙げた「ミス」については、「一般的なミスだ。チームはいいプレーができず、ライバルチームが僕たちを上回った」と答えた。
フィジカルコンディションがよくなかったことについて、シルバは日程が言い訳にならないと話している。
「僕たちは欧州選手権とワールドカップを勝ち取っており、準備の日程などはいつもと同じだ。カレンダーは言い訳にならない。毎シーズン、試合数が増えていて、肉体的な疲労を抱えているのは事実だけどね」
今後のスペイン代表については、「多くの選手が何年も代表でプレーし、若い選手が突き上げている。それはいつも起きたことだ。今後やって来る選手たちはチームに多くのものを提供し、チームを向上させるだろう」と答えると、「監督が招集することを考えるのならば、続けることが重要だ。僕はスペイン代表で続けていきたいと考えている」と、現在28歳の自身は代表引退の意思がないことを強調している。