EL敗退が決まり、落胆するユヴェントスの選手たち [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグが1日に行われ、ユヴェントスとベンフィカが対戦した。
敵地でのファーストレグを1-2で落としたユヴェントスは、逆転突破を懸けてホームゲームに臨んだ。カルロス・テベスやフェルナンド・ジョレンテ、アンドレア・ピルロらが先発出場し、決勝進出を目指した。
先制点を奪いたいユヴェントスは8分、左サイドを駆け上がったクワドォー・アサモアのクロスを、中央のジョレンテが落として、最後はピルロがミドルシュート。強烈なボールが飛んだが、枠の上へ外れた。26分には、右サイドをオーバーラップしたスティーヴン・リヒトシュタイナーがミドルシュートを放ったが、GK正面に飛んだ。前半終了間際にも、左サイドのアサモアがペナルティーエリア内でパスを受け、中央へクロス。ファーサイドのアルトゥーロ・ビダルが頭で合わせたが、ゴールライン上でベンフィカのルイゾンにクリアされた。前半は0-0で終了した。
後半も攻勢をかけるユヴェントスは、62分にピルロが直接FKでシュートを放ったが、相手GKに阻まれる。67分には、ベンフィカのエンツォ・ペレスが2枚目のイエローカードで退場に。ユヴェントスは数的優位に立った。
ユヴェントスは、セバスティアン・ジョヴィンコやパブロ・ダニエル・オスヴァルド、クラウディオ・マルキージオを投入して攻撃陣の枚数を増やし、得点を奪いにいく。80分には、左サイドからのクロスを、ファーサイドのポール・ポグバが折り返し、中央のオスヴァルドが詰めてゴールネットを揺らしたが、ポグバのオフサイドで得点は認められず。87分には、ベンチ間でのトラブルで、ユヴェントスのミルコ・ヴチニッチとベンフィカのラザル・マルコヴィッチがレッドカードを受ける場面もあった。
試合は0-0で終了。ユヴェントスは最後まで均衡を破れず、1分け1敗で準決勝敗退となった。ベンフィカは2シーズン連続の決勝進出。14日に行われる決勝では、セビージャと対戦する。