未成年者の買春が疑われているリベリー(左)とベンゼマ [写真]=Getty Images
フランス紙『レキップ』は20日、未成年者に対する買春が疑われているレアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ、バイエルンの同代表MFフランク・リベリーの公判が、同日にパリで始まったと報じた。なお、2選手が出廷していないことも併せて伝えている。
問題は、2010年のザヒア・ドゥハールさんの供述がきっかけで発覚。ドゥハールさんは、2008年にベンゼマ、翌2009年にリベリーを相手に売春を行ったと告白した。フランスでは買春行為自体は違法でないものの、18歳未満が相手の場合は罪に問われる。現在、人気モデルのドゥハールさんは、2008年当時16歳だった。
ドゥハールさんが2選手の買春を指摘する一方で、ベンゼマは行為自体を否定。また、リベリーは当時のドゥハールさんが18歳未満であることを知らなかったと主張している。
なお、裁判で有罪判決が下った場合には、最大で懲役3年の罪が科せられる可能性がある。