FOLLOW US

W杯連覇を逃したフランス…大会得点王のエンバペが“リベンジ”を誓う「また戻ってくる」

2022.12.20

エンバペは得点王に輝くも、チームは連覇ならず [写真]=FIFA via Getty Images

 フランス代表FWキリアン・エンバペパリ・サンジェルマン)が19日、自身の公式Twitter(@KMbappe)を更新した。

 FIFAワールドカップカタール2022にて、史上3カ国目の大会連覇を目指していたフランス代表は、大会開幕から安定した戦いぶりを披露。参加した32チーム中一番乗りで決勝トーナメント進出を決めると、ポーランド代表、イングランド代表、モロッコ代表を破り、2大会連続で決勝戦へと駒を進めた。18日に行われたアルゼンチン代表との一戦では前半こそ劣勢を強いられたものの、後半に2点を返し、延長戦に突入。延長戦ではお互いに1点ずつを決めると、勝負の行方はPK戦に委ねられた。フランス代表は2名が失敗したのに対し、アルゼンチン代表は4人全員が成功。あと1歩のところで大会連覇を逃していた。

 今大会、エンバペはグループD第1節のオーストラリア代表戦で1ゴール1アシストの活躍を見せると、第2節のデンマーク代表戦でも2ゴールを記録。決勝トーナメント1回戦のポーランド代表戦では、2ゴール1アシストと全得点に絡む活躍を見せていた。決勝戦のアルゼンチン代表戦では2点ビハインドとなった後半に躍動。80分にPKを成功させると、81分には圧巻のダイレクトボレーで同点ゴールを叩き込んだ。延長後半終盤にも再びPKを決め、ハットトリックを達成。ワールドカップ決勝戦でのハットトリックは、1966年大会の元イングランド代表ジェフ・ハースト氏以来、史上2人目の快挙となっていた。さらに、PK戦でも1人目のキッカーを務め、この日3本目のPKも見事に成功。エースとして“レ・ブルー”(フランス代表の愛称)をけん引し、8ゴールでゴールデンブーツ賞(得点王)に輝いていた。

 個人としては圧巻のパフォーマンスを見せた一方、チームとしては失意に暮れた決勝戦から一夜が明け、エンバペは自身の公式Twitterを更新。ゴールデンブーツを持ってワールドカップのトロフィー横を歩く自身の画像とともに、「僕たちはまた戻ってくる」という短いメッセージを綴り、次回大会での“リベンジ”を誓った。

 なお、フランスのリーグ・アンは28日に再開する。エンバペの所属しているPSGは、日本代表GK川島永嗣が所属しているストラスブールと対戦予定だ。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO