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イブラ、アスピリクエタへの“追突”は「わざとやった」…「アイツが俺の選手にバカなことをした」

2021.11.23

先日にスペイン代表と対戦したスウェーデン代表のイブラ [写真]=ムツカワモリ

 スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン)が、批判を浴びる自身の行為について説明した。22日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えた。

 スウェーデン代表は今月14日、FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループB最終節でスペイン代表と対戦。終盤に失点を喫して0-1で敗れたスウェーデン代表は、グループ2位で欧州プレーオフに進出することになった。

 結果とは別に同試合で一番の話題を呼んだのは、イブラヒモヴィッチがスペイン代表DFセサル・アスビリクエタに背後から見舞った唐突なショルダータックルだった。イブラヒモヴィッチの行為はスポーツマンシップに反するものだとして物議を醸し、イエローカードを受け取った同選手は警告の累積で欧州プレーオフの第1戦を欠場する羽目になった。

『ガーディアン』紙のインタビューに応じたイブラヒモヴィッチは、アスピリクエタへのタックルについて、「わざとやった」と説明。自身の行為が愚行だったと認めつつ、次のようにその意図を語っている。

「わざとだと言うのは恥ずかしいことではない。アイツ(アスピリクエタ)が俺の選手にバカなことをした。俺の選手に対してデカい面をしたんだ。(自身の行為も)愚かだったが、それでもアイツにわからせるためにやったんだ。『あんなクソなことをするな。俺に対してそんなことをする度胸はないくせに。だが、俺にやったらどうなるかを見せてやる』ってね。だから俺はやったのさ」

「アイツに何か言えることがあるのか? 俺には何も言わないだろうが、俺の選手たちには何か言うかもしれない。だが、俺のチームメイトは何もしないだろう。彼は親切すぎるからな。俺のやったことは良い行いではないが、それでも俺はやる。それが俺だ」

「プレーオフを欠場することが問題なんじゃない。(地面に)倒れている人間をおちょくるな、ということを理解させることが大事なんだ。お前はしゃべらない犬を攻撃しないだろ? 何かができるヤツを攻撃するんだ。20歳で人が良すぎる俺のチームメイトをいじめることは簡単だ。アイツが今、理解してくれていることを願っているよ」

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