イングランドが最終節で二桁得点を挙げ、W杯本戦出場を決めた [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022欧州予選グループI第10節が15日に行われ、サンマリノ代表とイングランド代表が対戦した。
イングランド代表は6分、フィル・フォーデンのコーナーキックからハリー・マグワイアが頭で合わせて先制に成功する。続く14分にはブカヨ・サカのシュートがDFに当たってリフレクション。ボールはそのままゴールへと吸い込まれ、イングランド代表が2点目を挙げた。
さらに24分、イングランド代表はPKを獲得。これはハリー・ケインが真ん中に突き刺して点差を広げた。さらに31分、エミール・スミス・ロウのクロスにケインが合わせて今日2ゴール目を挙げる。
攻勢を強めるイングランド代表は37分、サカが左サイドで何度もDFを振り切りクロスを上げるとケインがヘディングシュート。これは相手DFの手に当たり再びPKを獲得することとなった。これはケインが自らキッカーを務め、左隅に力強く押し込んで2試合連続となるハットトリックを記録した。
さらに42分にはケインがエリア内で相手DFを数人交わしてそのまま右足でシュート。サイドネットを揺らしてこの日4点目を挙げ試合を折り返す。
前半で6点をリードしているイングランド代表は58分、サカのクロスをタミー・アブラハムが落とすと、それに反応したスミス・ロウが決めて7点目を挙げた。
サンマリノ代表はダンテ・ロッシが2枚目のイエローカードを受けて退場に。7点ビハインドで数的不利まで強いられる状況となった。
すると直後の69分、イングランド代表はトレント・アレクサンダー・アーノルドのフリーキックにタイロン・ミングスが頭で合わせてさらに追加点を決めた。続く71分にはジュード・ベリンガムがゴールネットを揺らすが、VARの介入の結果ゴールは認められなかった。
イングランド代表は78分、アレクサンダー・アーノルドのクロスをアブラハムが巧みにトラップすると、そのまま反転してゴールに流し込んで点差を9に広げた。80分にもアレクサンダー・アーノルドのクロスから、サカが頭で合わせて10点目とした。
試合はそのまま終了し、イングランド代表は大量得点で勝利。グループ首位でワールドカップ本大会出場を決めた。
【スコア】
サンマリノ 0-10 イングランド
【得点者】
0-1 6分 ハリー・マグワイア(イングランド代表)
0-2 14分 オウンゴール(フィリッポ・ファブリ/イングランド代表)
0-3 27分 ハリー・ケイン(PK/イングランド代表)
0-4 32分 ハリー・ケイン(イングランド代表)
0-5 39分 ハリー・ケイン(PK/イングランド代表)
0-6 42分 ハリー・ケイン(イングランド代表)
0-7 58分 エミール・スミス・ロウ(イングランド代表)
0-8 69分 タイロン・ミングス(イングランド代表)
0-9 78分 タミー・アブラハム(イングランド代表)
0-10 80分 ブカヨ・サカ(イングランド代表)