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グリーズマンが鮮やか2発! ベンゼマとのホットライン炸裂でフランスが6戦ぶり白星

2021.09.08

フィンランド戦で2ゴールをあげたグリーズマン [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループD第6節が7日に行われ、フランス代表とフィンランド代表が対戦した。

 今月の連戦はそれぞれボスニア・ヘルツェゴビナ、ウクライナと引き分け、EURO2020から数えて公式戦5戦連続でドローとなっているフランス。この日は前線にカリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマン、アントニー・マルシャルらを起用してホームにフィンランドを迎えた。

 試合は22分、グリーズマンとのワンツーでエリア内に侵入したベンゼマが左足でフィンランドゴールに迫るも、これはGKのセーブにあう。しかし続く25分、今度はベンゼマのフリックからグリーズマンが守備陣の間を割って入ると、左足のアウトサイドで鮮やかにファーサイドを射抜きゴールを揺らした。フランスが本拠地で先制に成功する。

 そのまま試合はフランスの1点リードで後半へ折り返すと、53分にフランスの両エースがまたもチャンスを演出。ベンゼマが華麗なターンで前を向くと、レオ・デュボワを経由してグリーズマンが深い位置へとえぐる。するとグリーズマンは角度のないところから右足でフィンランドゴールを陥れ、この日2ゴール目をあげてフランスがリードを広げた。

 勢いに乗るフランスはさらに60分、グリーズマン、ベンゼマ、マルシャルが華麗な連携を見せ、最後はグリーズマンが左足でハットトリックに迫るも、このシュートはわずかにゴールを外れた。終盤には自陣でのミスからテーム・プッキに決定機を与えてしまったものの、これはウーゴ・ロリスの攻守によって失点を免れると、その後はしっかりと試合をクローズした。

 試合はこのまま終了。フィンランドに快勝したフランスはこれでEURO2020初戦のドイツ戦以来となる勝利と収め、4勝2分でグループ首位の座をキープした。

 次節、フランスは11月13日にホームでカザフスタン代表と、フィンランドは10月9日にホームでウクライナ代表と対戦する。

【スコア】
フランス代表 2-0 フィンランド代表

【得点者】
1-0 25分 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表)
2-0 53分 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表)

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