ルカクがベルギー代表通算100試合出場達成…歴代最多67得点を記録

　ベルギー代表FWロメル・ルカク（チェルシー）が、代表通算100試合出場を達成した。5日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　ルカクは5日に行われたFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・グループE第5節のチェコ代表戦に先発出場すると、8分に先制点をマーク。さらに1点を追加して迎えた65分にはアレクシス・サレマーカーズの代表初ゴールをアシストするなど、3－0での勝利に貢献した。81分までプレーしたルカクは同試合で、ベルギー史上6人目となる代表通算100試合出場を達成。同代表の歴代最多得点記録を保持している同選手は、通算得点数を「67」に伸ばした。

　代表通算100試合目に得点を挙げたルカクは試合後、『UEFA.tv』のインタビューで「勝利できたことをとても嬉しく思っているし、プレーの内容にも満足している。彼らは多くの難しさを作り出したが、今日は良かったと思うし、勝利は嬉しいよ」と喜びを口にした。

　この試合の勝利でベルギー代表は勝ち点を「13」とし、暫定2位のチェコとの勝ち点差を「6」に広げた。W杯本大会出場に近づいたと思うかと聞かれたルカクは「そうとは思わない」と否定。「僕たちはグループにいる全てのチームをリスペクトしている。次の一戦は困難な試合になるかもしれない。何が起きるかはわからない。フットボールでは相手を過小評価してはいけないんだ」と語った。

　なお、ルカクは同試合の76分にイエローカードを受けたことで、次節8日に行われるベラルーシ代表戦は累積警告で出場停止となる。そのため、同メディアは予定より早く同選手がロンドンへと帰国する可能性があることを伝えている。