代表103ゴール目を決めたC・ロナウド [写真]=Getty Images
カタール・ワールドカップ欧州予選のグループA第3節が30日に行われ、ルクセンブルク代表とポルトガル代表が対戦した。
欧州王者のポルトガルは1勝1分でグループA暫定2位。今節は3位のルクセンブルクとのアウェイゲームに臨んだ。前節、終了間際に得点が認められずにキャプテンマークを投げ捨ててピッチを後にしたクリスティアーノ・ロナウドは引き続きスタメンに名を連ねた。
試合の主導権を握ったポルトガルは24分、C・ロナウドが左サイドからのFKで強烈なシュート。29分には、ジョアン・カンセロのマイナスへの折り返しをペナルティエリア前中央のレナト・サンチェスがダイレクトシュート。どちらも相手GKアントニー・モリスを脅かすが、得点には至らず。
すると、先手を取ったのはホームのルクセンブルクだった。30分、ダネル・シナニが右サイドからピンポイントのクロスを送ると、エリア中央のジェルソン・ロドリゲスがダイビングヘッドでゴール左隅に流し込み、欧州王者相手に先制点を奪った
先制を許したポルトガルは、さらにアクシデントも発生。ジョアン・フェリックスが足を負傷して交代を余儀なくされ、40分にペドロ・ネトが代わりにピッチへ送り出された。それでも、前半アディショナルタイム2分、代わって入ったネトがエリア左からクロスを入れると、中央のディオゴ・ジョッタが頭で合わせて同点ゴールを挙げた。
同点に持ち込んで折り返したポルトガルは51分に逆転成功。カンセロが右サイドからクロスを上げると、ゴール前に飛び出したC・ロナウドが右足ボレーで合わせて逆転ゴールを決めた。
リードを得たポルトガルは78分、前線に残っていたC・ロナウドが相手のバックパスをカット。そのままエリア内へ持ち上がり、GKとの一対一でシュートを放ったが、これはGKモリスの好セーブに阻まれて絶好のチャンスを逃した。
だが、ポルトガルは直後の80分、ネトの左CKでニアに飛び込んだジョアン・パリーニャが頭で叩き込んで追加点。今月に代表デビューを飾ったばかりのパリーニャは出場3試合目で代表初ゴールを記録した。
2点差に広げられたルクセンブルクは87分、DFマクシム・シャノがR・サンチェスへのファールで2枚目のイエローカードを受けて退場。試合はこのまま終了し、ポルトガルが敵地で逆転勝利を収め、2勝1分無敗でグループAの首位に立った。
次節は9月1日に行われ、ポルトガルはホームでアイルランド代表と、ルクセンブルクはホームでアゼルバイジャン代表と対戦する。
【スコア】
ルクセンブルク代表 1-3 ポルトガル代表
【得点者】
1-0 30分 ジェルソン・ロドリゲス(ルクセンブルク)
1-1 45+2分 ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル)
1-2 51分 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
1-3 80分 ジョアン・パリーニャ(ポルトガル)
By サッカーキング編集部
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