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イングランド代表主将ケイン、28年ぶり4強に満足せず「もっと成長できる」

2018.07.15

今大会得点王の可能性もある英代表主将ハリー・ケイン [写真]=Getty Images

 14日、2018 FIFA ワールドカップ ロシア・3位決定戦が行われ、イングランドはベルギーに0-2で敗れた。試合後、インタビューに応じたイングランド代表の主将ハリー・ケインは、4強入りを誇りに感じつつも満足した様子は見せなかった。

「ベルギーに力及ばずということではなかった。特に後半は持ち直した。後半30分まではベルギーをかなり追い詰めたが、ゴールが遠く絶好のチャンスもライン上でクリアされてしまった。2失点目で勝負が決まったが我々はベストを尽くした」

「厳しい戦いが続いたし、ベルギーは強敵だった。前半の内容が悪く、早々に失点したが、全力を尽くした。誰も責めることはできない」

「120分プレーした試合から数日で確かに体力の回復は厳しかった。この試合で有終の美を飾りたかったから残念だ」

「でも、この敗戦の経験からさらに強くなることができる。今は胸を張って帰りたい」

「世界の強豪と距離が縮まったのは間違いない。でもこのチームはまだ完成形ではない。ずっと言い続けてきたが、我々は成長過程にある。チームは向上心が強く、さらに上を目指そうとしている」

「2年後の(英国で準決勝・決勝が行われる)欧州選手権で再び準決勝の舞台に立ちたい。今後も今のレベルをキープして、さらなる成長を続けていれば実現できる。今は母国に帰り、ゆっくり休むが、すぐにチームの戦いは始まる」

「得点王の可能性はグループステージでの大量得点が決め手になったが、準々決勝以降はゴールできなくて残念だ。でももし得点王になれたら大きな自信になると思う」

 現在24歳のケインは、初戦のチュニジア戦で2ゴールを挙げると、第2戦のパナマ戦でハットトリックを達成。決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦ではPKで得点を決めて6ゴール目を記録し、イングランドの28年ぶりワールドカップ・ベスト4進出に貢献した。

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