アルゼンチン戦で驚異の活躍を披露したムバッペ [写真]=Getty Images
フランスが激闘の末にアルゼンチンを下した試合で、一際目立っていたのがキリアン・ムバッペだ。先制点につながるPKを獲得し、自らも2ゴールを記録してマン・オブ・ザ・マッチに輝いた驚異の19歳について「知っておきたい4つのこと」を紹介する。
■ルーツはカメルーンとアルジェリア
カメルーン出身の父とアルジェリア出身の母を両親に持つが、代表は生まれ育ったフランスを選んだ。2017年3月にA代表デビューを飾り、ここまで19試合7ゴールを記録。今大会のアルゼンチン戦で60年ぶりに「W杯で1試合2ゴールを挙げた10代の選手」となった。
■少年時代にチェルシーのトライアルに参加
14歳だった2014年に、イングランドのチェルシーのトレーニングに参加。アカデミーの試合に背番号「10」をつけて参加し、8-0の勝利に貢献した。チェルシーは、当時ムバッペが所属していたボンディに1万4000ポンド(約205万円)のオファーを出したが、獲得の実現には至らなかった。
■アイドルはC・ロナウド
子供の頃からクリスティアーノ・ロナウドに憧れ、自分の部屋一面に写真を飾っていた。父親は、「時間があればインターネットでプレー集を見ていたよ」と、サッカー界を牽引するスーパースターに魅了されていたことを明かしている。今年2月には、そのアイドルとチャンピオンズリーグの決勝トーナメントで初対戦した。
■W杯で稼いだ出場給を寄付
フランス代表は、W杯で1試合出場するごとに選手に1万7000ポンド(約250万円)の出場給が支払われ、仮に優勝すると1選手あたり26万5000ポンド(約3900万円)のボーナスが支給される。ムバッペはその全額を、自身が協賛する慈善団体に寄付することを明言した。
By サッカーキング編集部
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