延長戦に向けて円陣を組むロシア代表 [写真]=FIFA via Getty Images
ワールドカップ史上初となる4人目の交代が行われた。2018 FIFAワールドカップ ロシア・決勝トーナメント1回戦が7月1日に行われ、スペイン代表とロシア代表が対戦。試合は1-1のまま延長戦に突入すると、ロシアは97分にダレル・クズヤエフを下げてアレクサンドル・エロヒンを投入し、今大会から導入された4人目の交代枠を使った。
ロシアは、46分にユーリ・ジルコフに代えてウラジミール・グラナトを送り出し、61分にアレクサンドル・サメドフをデニス・チェリシェフに、65分にはアルテム・ジュバをヒョードル・スモロフに代え、90分で行える3名の交代枠を使い切っていた。
FIFA(国際サッカー連盟)は2016年3月の理事会で、延長戦に突入した際に4人目の選手交代を認める新ルールを試験的に導入することで合意。同年8月のリオデジャネイロ・オリンピックなどで試験導入されていた。W杯では今大会から新たにVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)などともに、延長戦での4人目の選手交代も導入された。
By サッカーキング編集部
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