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C・ロナウド&メッシのロシアW杯終了…初優勝も決勝T初ゴールも叶わず

2018.07.01

C・ロナウドとメッシがベスト16でW杯を去ることとなった [写真]=Getty Images

 サッカー界2大スターのロシア・ワールドカップが終わった。6月30日に行われた決勝トーナメント1回戦で、FWリオネル・メッシを擁するアルゼンチン代表はフランス代表に、FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル代表はウルグアイ代表にそれぞれ敗れ、大会を後にした。メッシは31歳、C・ロナウドは33歳。年齢的に最後との声も挙がっている今大会で、W杯優勝の夢を叶えることはできなかった。

 メッシは4試合出場で1ゴールにとどまった。初戦のアイスランド戦で、まさかのPK失敗で勝利に導けず、チームもドロー発進。クロアチア代表との第2戦もノーゴールに終わり、0-3の完敗でグループ敗退危機に追い込まれた。それでもナイジェリア代表との第3戦では、絶妙なトラップから先制点を奪い、今大会初ゴールを記録。後半開始前にはピッチ前のトンネルでチームメイトを鼓舞する熱い姿も見せ、劇的勝利と逆転突破を支えた。

 フランス戦では1-1で迎えた後半開始直後に逆転ゴールをアシスト。だがその後、19歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペの2得点などで2-4とされ、後半アディショナルタイムにピンポイントクロスでFWセルヒオ・アグエロの得点を演出したが、2アシストでは勝利に届かず。チームは3-4で敗れ、W杯初優勝の夢が散った。

 データサイト『Opta』によると、メッシは史上初の4大会連続アシストを記録。アルゼンチン代表選手のW杯1試合2アシストは、1986年メキシコ大会の韓国戦でレジェンドのディエゴ・マラドーナ氏が記録して以来のことだという。

 一方、C・ロナウドは初戦で圧巻のハットトリックを披露。スペイン代表との打ち合いでチームの全得点を叩き出し、3-3のドローに貢献した。モロッコ代表との第2戦でも決勝ゴールを奪い、2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍。第3戦のイラン戦ではPKを止められ、3戦連発を逃したが、それでも計4ゴールで2大会ぶりベスト16入りの原動力となった。

 だが、ベスト16ではグループステージで唯一無失点を誇るウルグアイの堅守に苦しみ、得点を奪うことはできず、チームも1-2で敗戦。『Opta』によると、計6本放ったシュートのうち、枠内は1本のみだった。2年前にはユーロ2016でポルトガルに主要国際タイトルをもたらしたが、世界制覇の夢は実現できなかった。

 また、この10年間のバロンドールを独占してきた2人だが、ともにW杯決勝トーナメントでの初ゴールを逃した。両選手は2006年のドイツ大会でW杯デビュー。メッシは通算19試合に出場し、6得点を記録しているが、8試合に出場した決勝トーナメントではノーゴールで終わっている。また、C・ロナウドは通算17試合に出場し、7得点をマーク。だが、これまで6試合プレーした決勝トーナメントで同じくゴールを決めることはできなかった。

By サッカーキング編集部

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