モウリーニョ監督(左)がPK失敗のメッシ(右)を擁護した [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が、アイスランド代表との2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第1戦でPKを失敗したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを擁護した。ロシアメディア『RT』のインタビューで、16日に語っている。
アルゼンチンはFWセルヒオ・アグエロのゴールで先制したものの、前半のうちにアイスランドに追いつかれた。後半はアイスランド守備陣を崩すことができず、1-1のドローに終わっている。まず、モウリーニョ監督はW杯初出場で初の勝ち点を獲得したアイスランドの戦いぶりに言及。「アイスランドはとてもコンパクトに戦っていた。アルゼンチンは最後の最後まで勝利を目指したが、アイスランドの闘う精神が素晴らしいものだった」と称賛した。
そして、話はノーゴールに終わったメッシについても及んだ。同監督は「メッシはたくさんのプレーに絡んだが、シュートまでたどり着くと、必ず相手の壁にブロックされた。メッシにとって、フリーになるのは本当に難しかった」と語り、メッシを咎めることはしなかった。
メッシは64分にPKを失敗。決めれば勝ち越し点となっていただけに、痛恨のミスとなった。その後も果敢にアイスランドのゴールを狙ったメッシだったが、得点は奪えず。メッシはドローを「僕の責任」とコメントしていたが、やはりモウリーニョ監督は同選手を擁護している。
「W杯のような大会でPKを失敗してしまうと、立ち直るのは難しい。スーパーマンやメッシ以外のスター選手でさえも、立ち直ることはできない。人間とは感情を抱く生き物だからだ」
アルゼンチンは次戦、22日にクロアチア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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