自身3度目のW杯に臨むブラジル代表DFチアゴ・シウヴァ [写真]=AMA/Getty Images
ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが、2018 FIFAワールドカップ ロシアに向けて意気込みを語った。6月13日のドイツ誌『シュポルトビルト』が伝えた。
南米予選や親善試合で圧倒的な力を見せ続け、6度目のワールドカップ優勝に挑むチームの仕上がりに自信を感じているようだ。「僕らは全員高いレベルでプレーしている。常に高い要求をされることにも慣れているし、試合を決定づけられるネイマールのような選手もいる。チッチ監督が就任してから、チームは信じられないほどのレベルに達している。このレベルをロシアでも維持したいね。僕らには、世界王者になれるだけの要素は揃っている」。
ワールドカップ前にしっかりとコンディションを整えてきたネイマールの存在は、やはりチームにとって欠かせない。「彼はチームにとって本当に重要な存在だ。彼の才能は、神様からの贈り物。だから、ケガなんかで簡単にその能力を失ったりはしないよ」と全幅の信頼をエースに寄せている。
T・シウヴァ自身にとっても、ロシアで行われるW杯には特別な思いがあるようだ。「僕は人生最悪の時期をロシアで過ごした。2005年にディナモ・モスクワに在籍したときに、結核にかかってしまったんだ。6カ月も病院のベッドで安静にしていなければならず、1年間全くサッカーができなかったんだ」と自身の苦しい時期を振り返った。
「そうして今は、ブラジル代表としてロシアでプレーする。自分自身が辛い体験をしたこの地で、タイトルを獲得できると信じるている。世界王者としてロシアを去りたいね」
6度目の優勝を狙うブラジル代表は、6月17日にスイス代表との初戦を迎える。
By サッカーキング編集部
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