リヴァプールに所属するエジプト代表FWサラー [写真]=CameraSport via Getty Images
エジプトサッカー協会は30日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝で負傷した同国代表FWモハメド・サラー(リヴァプール)がロシア・ワールドカップに出場することを発表した。
サラーは、26日に行われたCL決勝のレアル・マドリード戦で、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの競り合いで肩を負傷。涙ながらに交代を余儀なくされていた。試合後、ユルゲン・クロップ監督は「とても深刻」とコメントしたが、エジプトサッカー協会は「肩関節じん帯の負傷」との診断結果とともに「W杯出場は楽観視できる」と大会に間に合う見込みを発表。28日には同選手がスペインでリハビリを受けることも伝えていた。
エジプトサッカー協会は30日に公式Twitterで、ハニー・アボ・ライダー会長と代表チームのドクターがスペインにいるサラーと面会したことを伝え、「離脱が3週間を超えることなく、W杯に出場できることを再確認した」と発表。絶対的エースはCL決勝から3週間後の6月16日までに復帰する見込みのようだ。
ただ、28年ぶりにW杯出場のエジプト代表は、6月15日にグループリーグ第1節でウルグアイ代表と対戦するため、サラーが初戦を欠場する可能性は残っている模様。同19日の第2節ロシア戦と、同25日の第3節サウジアラビア戦には、エースが出場する可能性が高いようだ。
なお、サラー自身は27日に自身のTwitterでW杯出場を明言。「どんな見込みであれ、みんなの誇りとなるために、ロシアへ行くことを確信している。君たちの愛とサポートが僕に必要な強さをくれるんだ」とコメントしていた。
By サッカーキング編集部
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