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クローゼ氏、バイエルンのユース監督就任へ…ロシアW杯は独代表に帯同

2018.04.18

現在はドイツ代表のコーチングスタッフを務めているクローゼ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 元ドイツ代表FWのミロスラフ・クローゼ氏が、バイエルンのU-17チームで指揮官に就任する見通しとなっているようだ。ドイツ誌『Kicker』日本語版が18日に報じている。

 報道によると、17日に行われたDFBポカール準決勝のレヴァークーゼン戦前に、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏がクローゼ氏について言及。「とてもいい話し合いができている」とコメントしたという。

「ミロ(クローゼ氏の愛称)は素晴らしい人物であり、ワールドカップで優勝を果たすなど、全てを経験してきた人物だ。そういった人物を再びクラブへ組み込んでいくということは、我々が掲げている哲学に基づくものだ」

 現在39歳のクローゼ氏は2007年から2011年までバイエルンに所属し、ブンデスリーガでは98試合出場24得点を記録。ブンデスリーガとDFBポカールを2回ずつ制した。ドイツ代表としては通算137試合に出場して71得点を記録。ワールドカップでの通算16得点は歴代首位の記録となっている。

 ラツィオでプレーした2015-16シーズン限りで現役を引退し、2016年11月からはドイツサッカー連盟による育成プログラムを受けていたクローゼ氏。2018 FIFAワールドカップ ロシアではドイツ代表のコーチングスタッフを務める予定となっている。同氏は現在、A級ライセンスを保持。ブンデスリーガ3部のクラブ、あるいは育成年代のチームで監督を務める資格を有している。

By kicker日本語版

ドイツ最大のサッカー専門誌『kicker』日本語版

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