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W杯での差別撤廃へ…FIFAは審判に試合を放棄する権利を与えると発表

FIFAはW杯での対策をいち早く発表した [写真]=Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が声明を発表し、2018 FIFAワールドカップ ロシアでの人種差別行為に関して、レフェリーに試合を放棄する権限を与えることを発表した。イギリスメディア『BBC』が28日付で伝えている。

 FIFAは以前、ロシア国内の人種差別のレベルを「全く受け入れられない状態」と公言し、ロシアW杯での差別問題に懸念を示していた。今回、FIFAのインファンティーノ会長はW杯の試合中に差別的事件が起きた場合、レフェリーには試合を停止し、放棄する権力を与えると明言した。

 この措置には試合の停止、延期、放棄の“3ステップ”の手順が含まれている。実際にFIFA コンフェデレーションズカップ ロシア 2017でも採用されていたが、幸いなことに、影響を受けた試合はなかったようだ。試合には欧州人種差別撲滅ネットワークに選ばれた人物がオブザーバーとして配置され、試合の様子をモニタリングしながら判断する。

 インファンティーノ会長は人種差別撤廃について「対処すべき優先事項だ」と述べ、懸念に値する問題であると強調した。

「我々はしっかりと対策を講じる。もちろん、ロシアではフェアプレーが行われ、事件が起こらないことを確信しているよ」

 最近では、2017年の9月26日に行われたUEFAユースリーグのスパルタク・モスクワ対リヴァプールで、スパルタク・モスクワのサポーターによって、人種差別の趣旨を含んだチャントが選手に向かって歌われる事件が発生していた。この件に関してクラブは、欧州サッカー連盟(UEFA)懲戒処分を科されている。ロシアでは差別問題が相次ぐだけに、FIFAはW杯での対策をいち早く発表したようだ。

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